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フタマツヅキ 上演台本

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フタマツヅキ

<あらすじ>
介護職に就く男性(20代)と落語家(60代)の親子を中心としたドラマ。漫談師だった父・鹿野克は、売れないまま40代になり落語家に転身するも、生来の不真面目さから二つ目止まりのまま、現在は開店休業中。母・雅子は家庭を支えるために身を粉にして働いている。息子・花楽は、自由奔放に生きる父への嫌悪が激しい。父としても、落語家としても認めていない。しかし、花楽は幼い頃こそ、父が稽古している隣で、ネタを覚えてしまい、父の前で披露して褒められた記憶もある。ある日、克の弟弟子であった二荒亭茶ノ木が訪ねてきて、慰問落語への出演依頼をもってきた。芸人としてのプライドと、現実的には何も活動していない状態のギャップに苦しむ克は、最初こそ断るが、昔から世話になっている劇場オーナーへの意地や、息子・花楽との口論の中で「慰問落語をやる」と宣言。しかし、ブランクが祟り、ネタの冒頭で止まってしまい、高座を降りた。漫談師時代から一番のファンで、精神的にも金銭的にもずっと応援してきた雅子が励ますが、克は雅子の応援こそが自分を苦しめてきたのだと暴言を吐く。ショックを受けた雅子は部屋に閉じこもってしまい、花楽からは夢を雑に扱い、家族を顧みてこなかった人生をなじられる。克は、襖の向こうで籠城する雅子に向けて、落語をはじめる。花楽を巻き込んで、二人落語の様相となり、雅子は思わず耳を傾けて、笑い声をあげた。

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